新婚旅行で選んだカリブ海クルーズの贅沢なひととき

コロナ禍の影響で一時延期していた新婚旅行を、結婚から1年後にようやく実現しました。選んだのは、憧れのカリブ海クルーズ。美しい海と南国の自然、そして船上での非日常的な体験が詰まったこの旅は、私たち夫婦にとって最高の新婚旅行となりました。

出発地はフロリダ州のマイアミ。近代的な街並みと陽気な雰囲気に包まれたこの地から、私たちのクルーズがスタートしました。大型客船に乗り込むと、目の前に広がるラグジュアリーな空間に思わず息を飲みました。大理石の床に煌めくシャンデリア、そしてインフィニティプールから眺める広大な海――まるで映画のワンシーンに入り込んだようでした。

最初の夜は、船内の高級レストランでディナーを楽しみました。ロブスターやステーキ、シャンパンなど、特別感あふれるメニューが並び、二人で改めて「新婚旅行をクルーズにしてよかったね」と話し合いました。その後、デッキに出て夜風を浴びながら海を眺め、星空の下でカクテルを楽しみました。この時間は、日常から完全に切り離された贅沢なひとときでした。

翌朝、目を覚ますと船はバハマ諸島に到着していました。白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がるビーチリゾートでは、シュノーケリングを体験。カラフルな熱帯魚や珊瑚の美しさに感動しながら、二人で手をつないで海中を探索しました。また、現地のフードマーケットで食べた新鮮なフルーツジュースとシーフード料理も格別でした。

次に訪れたジャマイカでは、ダン・リバーの滝を登るアクティビティに挑戦しました。自然の中で水の流れを感じながら、夫と息を合わせて登るこの体験は、二人の絆を深める素晴らしい時間となりました。また、ジャマイカならではのレゲエ音楽が響く町並みを散策し、手作りの工芸品やスパイスを購入。異国の文化に触れることで、旅の幅が一気に広がりました。

船に戻った後も、クルーズならではの楽しみは尽きませんでした。スパでのペアマッサージ、専用バルコニーでの朝食、さらにはプライベートジャグジーでのんびりと過ごす時間など、どれも特別な思い出です。また、船内のショッピングモールでは新婚旅行の記念品を探し、二人で選んだアクセサリーは、今でも大切な宝物です。

最終日、私たちは船上でサンセットディナーを楽しみました。オレンジ色に染まる空と海を背景に、美味しい料理とともに旅を振り返りました。「またこの船に乗りたいね」「次は家族が増えたら連れてこよう」という会話を交わしながら、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

このカリブ海クルーズは、ただの新婚旅行以上のものを私たちにもたらしてくれました。それは、二人の絆をより深める時間であり、人生の大切な節目を祝うにふさわしい特別な経験でした。今後も結婚記念日や家族旅行でクルーズを選びたいと心から思える旅でした。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です